カルテット・ラティーノアメリカーノ インタビュー 1

ラテンアメリカの室内楽の第一線で活躍を続けるカルテット・ラティーノアメリカーノ(ラテンアメリカ四重奏団、ラテンアメリカ弦楽四重奏団)。
ここでは、彼らの活動や、タップダンスとの出会いをうかがっていきます。




―――カルテット・ラティーノアメリカーノ のこれまでの活動を教えていただけますか?

過去28年間、カルテットの結成以来、私たちはラテンアメリカの弦楽四重奏のレパートリーを積極的に演奏し、録音してきました。
1994年には、全編ラテンアメリカ音楽のコンサートをミラノのスカラ座で上演しました。これを皮切りに、アメリカ、ヨーロッパ、イスラエル、ニュージー ランドの著名なコンサートホールでも公演を行うことができました。

録音分野でも、積極的に活動してきました。
60枚を超えるCDをこれまでにリリースし、今後数年にわたって、CDを録音するプロジェクトがあります。これは、Dorian Sono Luminus レーベルと契約できたおかげです。
このレーベルで、先だって、ヴィラ=ロボスの弦楽四重奏曲のボックスセットをDVD付きで再リリースしています。

また、教育活動にも熱心に関わってきました。ピッツバーグのカーネギーメロン大学に1987年から2008年まで常駐し、教鞭を執っていました。近年は、 ベネズエラに弦楽四重奏のためのラテン・アメリカン・アカデミーを、同国のナショナル・ユース・オーケストラシステムのスポンサーの元、設立しました。
異なるベネズエラのユース・オーケストラから6組の弦楽四重奏団を選別し、それぞれにラテンアメリカ音楽を含むレパートリーを教えています。
メキシコにも、メインで教えている学校がありますよ。

音楽活動に話を戻しましょう。
近年は、世界的に有名なギタリスト、マヌエル・バルエコ (Manuel Barrueco)と良くコラボレートしています。彼とは2枚CDを作成し、 ヨーロッパとアメリカでツアーも行いました。


―――ほとんどのメンバーが親族だというの も、ユニークですね。

ご存じのように、カルテットには3人の兄弟がいます。
私たちビトラン兄弟は、音楽一家に育ちました。
両親はアマチュアながら2人ともミュージシャンでしたし、子供のころから室内楽を家で演奏して育ちました。
したがって、私たちが音楽の専門教育を修了したとき、室内楽とともにある人生を選択したのは自然なことなのです。
また、私たちは、家族で活動を続けることも自然なことだとわかりました。
そこで、私たちはヴィオリストを捜すことをきめ、そしてメキシコの音楽学校でハビエル・モンティエルに出会ったのです。
ハビエルは、私たちと同じバックグラウンド(音楽一家に育ち、兄弟姉妹で音楽活動をしている)を持つ仲間です。



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